毎度おなじみ、Tillamook(ティラムック)のスライスチーズです。
一つのパッケージに二種類入っています。
左のモザイク柄のがコルビージャック、右側がモントレージャック。
お馴染みすぎて今更かもしれませんが、去年(2017)の夏から秋にかけてぐらいかな、ずーっと売り切れてて、えー?まさか廃盤?と一瞬だけ思ったんですが、長年通い詰めているわたくしピンときました、このパターンはたぶんパッケージが変わるとかそういう関係で品切れになってるんだ、と。
予想はドンピシャで当たりまして、この前行ったらちゃんと入荷してました。
ティラムック コンボスライスチーズ
予想通り新しいパッケージになってました。
せっかくパッケージも変わったことだし今更ですが紹介記事を書いてみようと思います。
これから初めて買う人もいらっしゃるだろうし、なんらかの参考になれば幸いです。
ちなみにティラムックっていうのはアメリカのオレゴン州にある都市の名前で、ほぼ畜産業で成り立ってる所だそうです。ウィキペディアに書いてあった。
で、この町で飼育された乳牛はティラムック郡乳製品製造所協会によってチーズやヨーグルトなどの乳製品に加工されて市場に出るらしい。
メーカーというよりは農協とかそっちの方が近かったりするのだろうか。
詳しくは公式サイトへどうぞ↓
お値段とか
コンボパックというからには2種類のチーズが入っていて、合わせて907グラム入り。ほぼ1キロ。
お値段は年々値上がりしていて、今回買った時は1500円弱。数年前は1000円ちょいだった気がする。酪農業界はちょいちょい上がったり下がったりするみたいなので、お値段はまぁあくまでも目安でお願いしたく。
ここのブログはお買い得情報とか節約とかそういうことはほぼ考えてないのであんまり参考になりません、すみません…
中身
パッケージはジップ式になってて、このままでもつかえます。が、おススメはしない。なんたって1キロ弱あるから…乾燥してしまうんだ…あとカビる。
その点は追々書くとして。
スライスチーズというからには薄いスライス状になってるわけなんですが、日本のスライスチーズみたく一枚一枚フィルムで梱包はされてません。
フィルムの代わりにクッキングペーパーみたいな紙が挟まってます。
剥がす時はこのペーパーにそって剥がすと綺麗に一枚取れます。たまに失敗してペーパーの形に添って破けることもあるけ。
モントレージャック
白っぽい方がモントレージャックチーズ。
定番中の定番というだけあって、食べやすいです。クリーミーだしナチュラルチーズ独特の旨味も感じられるチーズ。癖もなくて美味しい。けどプロセスチーズに慣れてるとちょっとモソモソするかも。
このままでも食べられるし、加熱しても美味しいです。熱が加わるととろ~りとろけるので私はとろけるチーズの代わりにこれをちぎって使ってます。
サイズ的には食パンにちょうど納まるくらい。普通のスライスチーズより一回り~二回り大きいです。一枚ぺろっと乗せてトーストするだけでチーズトーストの出来上がり。シンプルだけど美味しいよ。
ペーパーはこんな感じ。
まぁ、普通のペーパーです。
とりあえず、素手で触ってるとまずこのペーパーからカビが生えるのでなるべく使う部分だけ触るようにした方がいいです。ホント、このペーパーを触った部分から見事にカビが生えるんだな、コレ…
コルビージャックチーズ
カビ対策は後程書くとして、こっちがコルビージャックチーズ。
最初の写真の白いモントレージャックと黄色いコルビーチーズを混ぜたチーズなんだってー。コルビーチーズの方がちょっと濃いというかコクがあるようなチーズなので、二つ合わさると丁度いいし、見た目のマーブル模様が綺麗。
コルビーチーズって色的にも味的にもチェダーチーズのようなチーズと表現されることが多いみたいだけど、チェダーチーズよりだいぶ食べやすいです。癖もないし。色はアナトーっていう植物性の色素で色づけされてるそうですー。へー。
味はモントレージャックよりもしっとりしていてモソモソ感は少なめかなぁ。
こっちもこのままでも食べられるし加熱するととろ~りとろけて美味しいです。
マーブル模様が溶けるとすごく美味しそうなのでついついこっちばかりパンに乗せてトーストしちゃうんで消費が早い(笑)
保存方法
お次は保存方法というか、いかに乾燥させないか、カビを生やさず食べきれるかですが、先に言っておくと、我が家では冷凍はしません。
冷凍前に食べ切っちゃうんで…
お弁当にサンドイッチを作るとわりと1キロでも食べきれちゃうもんなんですね。
大昔に初めて買った時に「これは食べきれないだろ…」と思ってラップとかプレスンシールで密閉して冷凍したんですが、ま~、冷凍すると美味しくない。
ボロボロするし自然解凍でそのまま食べるのは無理だったし解凍したものを加熱してもとろ~りしないしで個人的には冷凍はおすすめしません。
頑張って食べ切ろう!!!
というわけで、チルドの状態で長持ちさせる方法を書いておきますね…
と言っても、一種類を二つに分けてラップしてジップロックに入れて保存するだけ。
この二つにわけてラップで包む時に絶対やってはいけないのが「素手で触る」という事。
絶対に素手で作業してはダメです。
前述したとおり、手で触ったところからカビが生えます。わかりやすいくらい、ペーパーを触った所に指の形でカビが生える。
なので、極力素手で触る事の無いように使い切る、これがコツ。
ビニール手袋使ってます。
コレだけで全然違うんで!!
ホームセンターで売ってる100枚入りとかで箱に入ってる使い捨てのやつ。粉が付いてない方です。
コストコにもこの手のビニール手袋売ってますのでそれでもOK。私はまだ買ったことが無いんですがそのうち買ってみたいと思う。
コストコ通い&買いだめするなら悪いことは言わない、使い捨ての手袋は常備しておこう。
特にチルド保存する前提で小分け作業するなら絶対に使い捨て手袋をして作業した方が良いです。触った部分からカビや細菌が繁殖するので。
この手間をかけるだけでカビの発生が全然ちがうので是非やってほしい。
ポリエチレン製のが安いんだけど、他にも素材は色々あるしビニール系のアレルギーとか気になる人はホームセンターに行くと色んな種類が置いてあるので合うやつ買ってみてください。
私は二分割にしてますが、使う頻度によっては三分割とか四分割にしてみてください。
要するにどれだけ素手で触る時間を減らすかが勝負なので。
分けたものはジップ付きの袋(ジップロック)に入れて空気を抜いて冷蔵庫で保管。
左側は先に使う方なんで元々のパッケージに戻してます。ラップして戻します。
すぐ使うから~と思ってラップしないで置いたこともありました。が、パッケージから取り出すときに手で触るじゃないですか、ラップしないと余計なとこまで触れちゃうじゃないですか、そっからカビが生えるんだよ!!
なので、ひと固まりを安全に取り出すためにラップしておくんだ。悪いことは言わない、ラップしよう。
あと、元々のパッケージのジップ部分が甘いので気づくと冷蔵庫で開いてる。ラップしてないと乾燥しちゃうよ。
なんなら小分けしたらパッケージは捨てちゃって両方ともジップロックに入れ替えてもいいくらい。使う頻度で選んでね。私はすぐ食べ切っちゃうので元々のパッケージ使ってるだけなんで…
右側のジップロックに入れた方は左側が使い終わるまで触らないし冷蔵庫からも出さないので限りなく買ってきた状態を保てているんじゃないか説。
一応の目安としてパッケージに書いてあった賞味期限をメモしておくと安心。
とにかく使わない分は冷蔵庫から出さない。
手で触れたところからもカビが生えるのもそうだし、冷蔵庫からの出し入れで生じる温度差で水滴が付いたりもするんで、そこからカビが生えたり傷んだり劣化するわけですよ、なるべく使わない分は触らない。
長々と書いたけど、ビニール手袋して小分けにしてジップロックして使わない分は冷蔵庫に入れとけばチーズってかなり長持ちするよって話です。
だから日本のスライスチーズってご丁寧に一枚ずつ梱包されてるんだろうな~~~~なんて親切なんだ~~~~~!!!
長々と書いてまいりましたが、このチーズ、どっちもサンドイッチに挟んでもいいし、とろけるチーズとして料理にも使えるしで、チーズが好きな人なら冷凍しなくても食べきれちゃうんじゃないかな~なんて思ってます。
このチーズを使ったごはんは旧ブログに書いてるので、興味ある方はこちらからどうぞ↓
http://riffxraff.ciao.jp/dining/archives/4391