コストコで買える国産豚肉の薄切りは、ロース、バラ、そして肩ロース。
薄切りといってもスーパーで売っているような超薄切りではありません。しっかりと肉の厚みがある「薄切り」です(笑)
国産豚肉肩ロース薄切り
筋の部分もそんなに気になりません。肉質はとても柔らかく、そのままフライパンで焼いて食べると幸せな気持ちになります。
おすすめはダントツで生姜焼き!脂身が溶けたところに生姜醤油が絡まってとにかく美味しい。
なかなか夜に生姜焼きを作る機会がないんですが、ご馳走です。
ちなみに私は主にお弁当のメインおかずとして使っています。
冷めても柔らかくて美味しいよ!
お値段と量
お値段は、この日は100グラムあたり167円。
だいたい150~160円前後という感じかな?
同じような肉質の肩ロースをスーパーで買うとなると200円/gはしてしまうのでかなりお買い得だと思います。
量は1パックあたりだいたい1.5キロくらい。個体によって多少増減はありますが、だいたい1.5キロ。
生の状態で食べ切るのはまず無理なので、さっさと冷凍してしまいましょう。
お肉の質感
当然個体差はありますが、概ねこんな感じ。
パックによっては脂身が多い物や、赤身が多いもの、筋部分が目立つものなどなど、色々ならんでいるので好みのものを選んで買うと良いんじゃないでしょうか。
1パック1.5キロあるので、下のトレイを見る時はそーっとゆっくり持ち上げてね…たまーに角のラップが破けているものもあるので、くれぐれも吟味する時は慎重に。
1枚の大きさ
これも個体差がありますが、概ねこのくらい。
みるからに肩ロースという感じですよね。
この日は若干大き目かも。個体によってはもう少し細長い形だったり、円に近い形だったりします。
とはいえ、どれも肩ロースの範疇には収まっているはずなので、パックされた状態から想像して買うしかないかな~。
もちろん1パックの中でも大きさに幅があります。
こんな感じのしょぼしょぼ~な部分も入ってます(笑)
一番形の良い部分に比べると半分ほどのサイズに…
筋っぽさも気になるし脂身とのバランスもあんまりよくないのでこれはこれで別にしておきます。
この辺のは小間切れに分類しちゃいます。適当な大きさにカットして野菜炒めにしたりカレーの具にしたり。
厚さ(薄さ)
コストコの薄切りサイズ。
スーパーの薄切りと比べると結構厚めです。チルドの状態でカットするにはこれが限界なのかも(しらんけど
慣れるとこの厚みでないと物足りなくなってしまうんだな。
両面しっかり焼いても中はジューシーです。美味しいよ!絶妙な厚み。
しゃぶしゃぶには向いてないけどそれ以外の料理ならわりとなんでも行けます。
冷凍方法
肝心の冷凍方法ですが、私はもうかれこれ何年もこの方法で冷凍しています。
凍りやすく溶けやすく、を第一に考えて。。
あとは、一回使い切りの量で冷凍する事。
ラップ(耐熱耐寒に優れたもの)にお肉を5枚並べます。
写真のようにずらして並べていきます。
なるべく平らになるように。
何故5枚なのかというと、メインで使うのはお弁当なので、お弁当での肉の配分が夫3枚、私2枚で構成されているからです。
そこら辺は各自ご自由に。とにかく平べったくすることが大事。
お肉全体を包むようにして包みます。
これで一塊。
このくらいの厚みなら電子レンジの解凍モードでも均等に解凍できますし、前日の夜に冷凍庫から冷蔵庫へ移動させれば一晩できちんと解凍できます。
電子レンジの解凍モードでむらなく解凍させるにはやはり均等の厚さにしないといけないですし、レンジの解凍モードはだいたいオートで稼働するので薄いほうが解凍時間が短く済みます。
ということは、味の劣化も最小限で済む計算です。
最初から冷凍するつもりで買っているので、なるべく美味しく食べ切れるこの方法に落ち着きました。
こんな感じで、形の揃ったお肉5枚を包んだもの(→)、端数のもの(右上)、形が綺麗じゃない物(左トレイ)ができます。
綺麗な形のものはそのまま冷凍へ。もちろん生の状態から調理できるならその方が良いですが、まぁ全部は無理ですよねー。
最初に生の状態から調理する分をよけておいても良いと思います。
生姜焼きとか、もう最高においしい!!できれば冷凍前に一度くらいはそのまま調理して食べておきたい。
ジップロックに入れて冷凍
ジップロックの大サイズに並べて冷凍庫へ。
ここでもなるべく平らになるように。冷凍しやすくかつ解凍しやすい状態にすることが大事です。
右下のハンパなものはこのまま冷凍してカレーにしたりカットして野菜炒めにしたり、適当に消費します。
小間切れに分類された切れ端部分もラップに適当に包んで冷凍しておいてカレーに入れちゃうのが妥当なんですが、こんな使い方もあります。
後述の調理例に載せておきますね。
調理例
最近あんまり夜にしっかりめのご飯を作っていないので、お弁当の画像しかないんですが、何パターンか紹介します。
玉ねぎと炒めて焼肉のたれで味付け
豚肩ロースの焼肉弁当
https://kerurun.net/2018/10/09/post-4679/
細切りの玉ねぎと一緒に炒めて甘辛い焼き肉のタレで味付けしました。
右側のお弁当は夫のなのでお肉は3枚。
個体にもよりますが3枚重ねると結構な迫力になりますよね。ごはんが見えない!
お弁当はもちろん、焼きたてを丼によそったご飯に乗っけても美味しいはず!もちろん定食スタイルもOK!
とりあえず豚肩ロースはフライパンで焼く!!間違いなし。
味付けを生姜醤油にすれば生姜焼きになります。みそベースのたれでも美味しい。
とりあえず焼いて濃い目のたれをぶっかければ美味しい。
豚肩ロースの甘辛焼き弁当
https://kerurun.net/2018/08/17/post-3936/
ほぼ同じですが、タレが違います。
とまぁ、こんな風にお弁当のメインおかずに困ったら豚肩ロース薄切りを解凍してフライパンで焼いて味付けしたのをご飯の上にどーんと盛り付ければ万事解決。
その日の気分によってタレを買えればそこそこローテーション出来るはずです。
肉巻きにも
肉巻きモヤシとほっくり塩味サツマイモのお弁当
https://kerurun.net/2018/10/20/post-4845/
もちろん肉巻きにも使えます。
国産豚肉ロースうすぎりに比べると脂身が多いので中に巻くものは野菜がベター。もやしやキャベツなどを巻いてフライパンで焼き焼き肉のタレなどで味付けすれば完成。
肉巻きもお弁当のメインおかずの重要なローテーション要員です。それも冷凍庫にお肉のストックがあるからこそ。
そして重ねて平べったくして冷凍しているので解凍した後も綺麗な状態で調理できる。
使い切りの分量で冷凍してあるので、取り出して解凍したらすぐに調理にかかれます。
冷凍処理の手間はかかりますが、それよりも毎日弁当を作る時の朝に手間をかけたくない。その為に買い物後はきっちりと。将来の自分がめちゃくちゃ感謝してくれるので頑張ろう。
形のよくない部分はカットして使う
残念ながら小間切れに分類されてしまったものはこうしてカットしてから使います。
やはり筋の部分がちょっと気になりますね。とは言え、しっかり焼いてもお肉部分はやわらかいのでフライパンでよく焼いて濃い目のたれで味付け。
お弁当に入れました。
豚肉とピーマンの甘辛炒め弁当
https://kerurun.net/2018/10/27/post-4934/
中華弁当っぽい(笑)
こんな感じで1.5キロ、だいたい一カ月~二ヵ月くらいで食べ切ります。
お弁当のおかずに困ったらとりあえず肩ロース解凍しておく、みたいな感じになっています。助かる~。
まとめ
我が家では冷凍用に買うと言っても過言ではありません。
コストコでお肉を買う時は豚肉を2種類と鶏肉1種類とか、そんな感じでトータル5キロくらいをまとめ買いするので、難しい事はおいといて、できるだけ早く冷凍処理をすることを第一に考えます。
本当は生のまま調理して食べたいんですが、他のお肉もまとめ買いするのでなかなかできないのが悔しい所ではあります。
が、コストコの薄切り肉って、肉の厚さがそこそこあるので冷凍しても食感はそんなに変わらないですし、変色も少ないように思います。厚すぎたり薄すぎたりすると冷凍って難しいんですよね。
最初は薄切りにしてはちょっと厚くない??と思うかもしれませんが、冷凍することを前提にしていくと、この厚みが絶妙だという事に気づんじゃないでしょうか(笑)
消費サイクルがわかってきて、冷凍スタイルを確立してからは近所のスーパーで精肉を買う事がガクッと減りました。
フルタイムで働いているとなかなか足しげくスーパーに通う事は難しいので自分のライフスタイルに合わせて冷凍したお肉の使い方を模索してみてください。
このお値段でこの質のお肉が食べられるのって単純にものすごーくお得だと思います。